天の庵2あとがき 「最初からほんとのあとがき」 最後までお読み下さり、ありがとうございました。 今回は時間の都合上通常の後書きになってしまいました。まぁ座談会をやるのは結構非効率だと思い、そんな暇あったらさっさと本編書けや!(笑)…ということで、ご了承下さいませ。 さて、今回ようやくメインキャラが全員出揃いました。これからはこの2つのパーティーを軸に話を進めていきたいと思います。 今回ウェブ用に執筆し直すにあたって、「洙夏編」を挿入いたしました。『凶印』というものの恐ろしさ、それを屠るむなしさ。そんなものが伝わればいいなと思って書きました。救いのない話で書いていて自分でも罪悪感にとらわれてみたり^^; 後半は第二パーティーの導入部というカンジでしょうか。蜻蛉の本拠地は巨大な洞窟。その作りは複雑で蟻塚みたいなものを想像して頂ければいいかと。元は先住民が残したものでしたが、蜻蛉にも専属の地脈師がいて日々掘り続けた結果、ああなりました。こちらのパーティーについてはまだ何も言うことはないです。第一に比べて少し大人なパーティーとか?(笑) ちなみに。 文中でちらりと触れた苓夜と緋織の関係ですが、『義姉弟』です。 鳶で娼婦をしていた緋織が、ある時街をさ迷っていた苓夜を発見して育てることにしたという過去があったりします。 では、引き続き3章をお読み下さると嬉しいです。ありがとうございました! (2004.10.31) <次章予告> 帝都へと足を踏み入れる苓夜たち三人。一方、蜻蛉のメンバーも街へ偵察に来ていた。 偶然がもたらしたほんの一時の出会い。 天の庵・第三章『転寝草(うたたねぐさ)』、お楽しみ下さい。 Novel |
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