オリジナル小説に関する100の質問〜ver.天の庵〜


設定資料集の代わりに、こんな100質問に答えてみました!
蓬呂の世界が少しでも分かっていただけたら…と思います。





1 お名前(HNでもPNでも)と作品名をどうぞ。
――ceylon(セイロン)です。「天の庵」という小説を書いています。


2 どんな感じの話ですか?(作品のジャンルとか)
――オリジナルファンタジー小説を書かせていただいております。


3 長さはどのくらいですか? 400字詰め原稿用紙に換算できるなら枚数で。(連載中の方は、今現在の長さでも、完結時の予想でも)
――予想でしか言えませんが、……たぶん500枚は超えるかと…(おそるおそる)


4 完結してますか?してない場合、完結させられそうですか?
――させます!


5 大体でいいので物語の粗筋を教えて下さい。どんな感じの話ですか?
――神話の色濃く残る世界、蓬呂。精霊と旅する青年苓夜は北の辺境の神殿で、一人の少女に出会った。ゆっくりと崩壊を始める世界で、二人が進む路は――― オリジナルファンタジー。恋愛要素は薄めです。


6 物語の導入部分、始まりはどんな感じですか?
――北の神殿(のある村)に主人公である苓夜が訪れることから動き出します。


7 最初にその作品を思いついたのはいつ頃ですか?
――4・5年前ですね。


8 どうして書こうと思ったのか、最初に思いついたきっかけなどがあれば教えて下さい。
――思いついた…というか、自分の中にあった世界がだんだんカタチ作られていったカンジかな。ちゃんとしたカタチになるまでそれからまた時間かかっちゃいましたが^^;


9 最初に思いついた(考えた、決めた)のはなんでしたか?(登場人物、事件、世界観、ラストシーンなど)
――場面……事件ですね。ぶっちゃけ、ラストです。


10 主役級の登場人物について、名前と、あれば所属を教えて下さい。以下、複数の人物について答えても構いません。
――苓夜。旅人です。特にどこにも所属っていうか契約とか、ないですね。


11 主役は平凡なタイプですか? それとも特別な能力や資格がありますか?
――性格は平凡。でもその他がけっこう非凡。紫炎っていう技が使えちゃったりします〜。


12 主役の性格を教えて下さい。
――穏やかで物静か…なハズなんだけど、どうも周りの人間によってそれが崩れてたりしますねー。


13 主役の役割はどんなものですか?
――みんなのまとめ役。基本的に一番(性格の)色が薄くなるようにしてます(周りが濃いーから)


14 主役以外の登場人物にも思い入れがありますか?むしろ主役以外の方が思い入れ、強かったりしますか?
――どのキャラも愛を注いでおります。…が、基本的に主役が一番思いいれありますし、そうしようと思っております(話が脱線しそうになるから)


15 名もない脇役は作りますか?作るの好きですか?
――必要ならば。作るの好きではないです。ご都合主義的に出さないように、細心の注意を払っています。


16 登場人物は多い方だと思いますか?
――メインメンバーが6人って多いかな…と思ったんですが、たぶんそんなこと…ないかな?


17 登場人物の男女比はどのくらいですか?
――半々。


18 登場人物の平均年齢はどのくらいですか?(大体で構いません)
――20歳辺りを目安に。


19 子供、少年少女、青年、女性、中年、壮年、老人……書きやすいのはどんな人ですか? 逆に書きにくいのは?
――書きやすいのは→青年。書きにくいのは→中年から壮年。あの貫禄はちょっと書きにくいです。


20 登場人物で、自分に似ている人はいますか?
――みんな、ちょっとずつ似てたりしますね。自分の性格まんまを出すことはないです。


21 登場人物で、自分の身の周りの人に似ている人はいますか?
――これもいないです。やっぱり少しくらい要素が入ってるかもしれませんが基本的にオリジナルですから。


22 この作品は第三者に公開してますか?してないとしたら、今後公開するつもりがありますか?どういう形ですか?
――現在、サイトにて公開中です。








◇文章に関してお聞きします。


23 プロットは練りますか? とりあえず書き始めますか?
――練ります。練って練って練って、ちょい発酵させてから書き始めます。


24 物語の構成や起承転結にはどのくらいこだわりますか?どんなところこだわりますか?全くこだわらない方ですか?
――起と結には、気合をいれてます。他は…あまりこだわってないです(ぇ)


25 何人称で書いてますか?
――三人称で。


26 一番力を入れている描写は何ですか?(心理、風景、情景、人物など)
――情景や心の動き…ですかね。できてるかどうかは、また別にして^^;


27 アクションシーン、戦闘シーンは多いですか? 得意ですか? 好きですか?
――あまり多くないです。必要最低限に。超不得意です。読むのは好きですけどね。


28 会話文は多い方だと思いますか? 大体でいいですが、どのくらいの割合ですか?
――けっこう自分的に多いと思ってるので、なるべく減らす傾向に。でも5割…もいってないと思いますが。


29 説明文は多いと思いますか?
――ほどほどに。異世界ファンタジーなんで、やっぱそれなりにないといけないし、ありすぎても読者が混乱するので加減が難しーです。


30 伏線はいっぱい張りますか?
――張りまくり(笑)なるべく全部使うようにしてますが、結局使わなくなってしまったものも…。


31 伏線を全部拾う自信ありますか?
――自信…というか、努力ですね〜。


32 展開は早い方ですか?早くしたいとか、遅くしたいとかこだわりありますか?
――遅めにしようとしてます。暴走はよくないので。しかし、文章表現に毎度頭を悩ませております…。


33 文章的にこだわっている部分はどんなところですか?
――流れるような、文章にしたいですね。すっごい擬音とかなくしていきたいです。


34 誤字脱字や文法間違いは少ない方だと思いますか?
――すっご多いです(汗)後で、間違い直しを数回やります。








◇舞台となる世界に関してお聞きします。


35 推敲(読み直し、練り直し)はどの程度しますか?
――けっこう、しょっちゅうです。誤字脱字、多いので。


36 オリジナルの世界を作り始めたのはいつ頃ですか?
――5年くらい前からちょこちょこと。


37 現実世界と共通する部分は多いですか? もしくはモデルにした場所がありますか?
――さぁ…。古代…まではいきませんが中世にわりかし近い生活様式ですね。


38 その世界に名前はありますか? ある場合、何と呼ばれてますか?
――蓬呂(ほうろ)と言う世界。


39 地球ですか? 別惑星ですか? 惑星ですらないですか?
――別惑星です。でも蓬呂の住民はあまり自分たちの世界のことやその外のことをよく知りません。


40 太陽や月はどんな感じですか?
――太陽・月と呼ばれるものはあります。普通の認識どおりです。


41 海、大陸、島など、地形はどうなってますか?
――大きな大陸が3・4つ。他は島国がちらほら。しかし、大陸同士が遠すぎるのなどがあって、海路があまり発達してないです。


42 どんな種族が住んでますか?(人間、動物、亜人種、精霊、魔物、魔族など)
――人間、動物、精霊。魔物は動物の進化形と考えられており動物に分類されている。


43 人間とそれ以外の種族との係わり合いはどんなものですか?
――あまりないです。しかし、精霊は信仰の対象となっており、実際に人間と契約するものまでいます。


44 エンジン動力で動く機械はありますか? ある場合、どんなものがありますか?
――全くないです。まだそこまで文明が進んでないです。


45 魔法はありますか? ある場合、どんな人がどのようにして使ってますか?
――魔法というか、神に仕える神官や巫女は『術』というものが使えます。また、精霊は不可思議な力をもっており使います。術自体は、言葉の『音』を媒体に使うことがありますが、高位術者になれば意志の力だけで可能とできます。


46 移動手段はどんなものがありますか?
――馬、馬車。あとは主に徒歩です。


47 船はありますか? あるとしたらどういったものですか?
――一応ありますが、必要性がない(大陸は広く、ほとんどの物が充足している)ためか、あまり航行術は発達しております。船もしかり。


48 人間が空を飛ぶための乗り物はありますか?
――ないです。しかし(風)術を使えば飛ぶことも可能です。


49 人は死んだらどうなりますか?(魂になる、神の元へ行く、神になる、生まれ変わるなど)
――魂の連鎖。魂の休息時間があり、やがて新たな生(生まれ変わり?)を歩みます。この休息場所が「天の庵」であると、双世教・黎玖那教ともに説いています。


50 人々の平均寿命はどのくらいですか?
――60歳前くらいです。みんな畑仕事などで体を酷使するので。まぁ、中には例外もいますが…。


51 今現在、世界は平和ですか?
――一見、(まだ)平和です。しかし細かくはそうでなかったりもします。








◇主な舞台となる国(あるいは地方、町)などについてお聞きします。


52 その舞台を特徴づけるような設定はありますか? あるとすればどういうものですか?
――信仰が深く生活に根付いていること。そのため神殿がかなりの権力をもっています。


53 名前はありますか?どういう風に呼ばれてますか?
――国というか、大陸です。侶(りょ)大陸。


54 気候はどうですか? 四季はありますか? 暖かいですか? 寒いですか? 雨、雪は降りますか?
――四季はあまりないです。大陸が大きいので、端と端ではかなり気候も変わっています。


55 暦はどういったものを使ってますか?
――年、月、日。時間に関しては、一刻・二刻…というふうに呼びます。


56 どこかの支配下ですか? 独立してますか?
――大陸を支配しているのは、帝王・華鐘(かがね)です。ただし、その力も現在はかなり衰えています。


57 政治体系はどうなってますか?(専制君主制、共和国など)
――それぞれの街・村にもそれなりに自治権を残してあり、支配力はゆるいです。帝王は支配しているつもりです。


58 言語体系はどんなものですか?
――大陸によって違いますが、その大陸内では共通です。あ、人間に限りですが。


59 他地域と比べて文化水準はどうですか?高低の差はありますか?
――蓬呂の世界において、文化の違いはあまりないです。今現在、知られている限りですが…。


60 産業はありますか? あるとすればどんな産業ですか?
――農業・鉱業を中心として、色々と。


61 他地域と交流してますか? 交易などの交流がある場合、輸出入している代表的なものを教えて下さい。
――かすかに交易があります。しかし大半は自分の大陸内で何とかなってしまうので、あまり盛んではないです。


62 貨幣制度はありますか? あるとすれば、どんなものですか?
――金貨・銀貨・銅貨。これ以外はないです。


63 一般的な人々の結婚制度はどのようになってますか?(一夫一婦、一夫多妻、一妻多夫など)
――一夫一婦制です。


64 上層と思われる人々(統治者など)の結婚制度はどのようになってますか?(一般的な結婚と違う点があれば)
――特に違うことはありませんが、法で定められていることではないので別に一夫多妻でも文句は言われません。


65 一般的に、成人と認められるための条件は何ですか?
――仕事をもつこと。親元を離れること。成人というか、一人前になるための条件ですね。


66 成人していない者に対する制約はありますか?
――特にこれといったことは。


67 一般的に、名前はどのようにつけられますか? 苗字は誰にでもありますか?
――親・兄弟・近しいものなどがつけます。また、神殿に頼むということする者もいます。


68 医療制度は整ってますか?
――あまり。医者を養成する学校が大陸に一つしかないので、医者自体の人数が少なくて手が足りていない状態です。


69 どんな人が、どのように医療を施しますか?
――医学を修めた医者が、技術と知識をもってやります。


70 教育制度は整ってますか?学校はありますか?
――ほとんどないです。首都にだけ、専門系の学校がいくつかあるだけです。


71 どんな人が、どのように教育してますか?
――学者が、講義または実践をもって教えています。


72 宗教はどんなものですか?一神教ですか、多神教ですか?偶像崇拝してますか?
――主に二つあり、自然を司る双子の兄妹神を祀る「双世(そうせい)教」。もう一つは、生命を司る無性の神を祀る「黎玖那(リクナ)教」です。双世教のほうが、主流です。偶像崇拝はないです。


73 「神」とされる存在はいますか? いるとすれば、どんなものですか?
――います。万物を創造したもの、かな。


74 人々は信心深いですか?
――とっても。大陸の約9割の人が何らかの信仰をもっています。


75 人々はどのようにして時を知りますか?
――太陽の位置、月の位置、星の位置ですね。


76 治安はいいですか?
――あまりいいとはいえないかも…。街などは警備がいますが、街道などは完全無法地帯なんで。


77 治安はどのように守られますか? 大きな単位の組織がありますか?
――主にそれぞれの街・村で警備をおいています。神殿はそれと別に結界を貼ってあります。首都では、帝国の軍が警備しています。


78 人々の主食は何ですか? 主食以外にも、どんなものを食べているか教えて下さい。
――主食は、パンや米です。またその他に、野菜、肉、魚など一通りあります。地方により多少の違いはありますが。


79 同様に、飲み物についても教えて下さい。
――お茶が主に飲まれています。食堂などではお酒率も高いです(これは主に麦酒)


80 守護神や守護獣はいますか? いるとすればどんな存在ですか?
――そういう名のものはいないです。人々は自分の信仰している神が守ってくれていると信じています。


81 人々が恐れているものは何ですか?
――神の怒り。日々の生活が失われること。


82 上層と思われる人々(統治者など。例:王侯貴族)はどのくらいの割合ですか?
――1割にも満たないです。


83 彼らはどんな生活をしていますか?(住んでいるところ、家、仕事、服装、衛生面、教育レベルなど)
――裕福です。特に現帝王は、華美なのが好きなので金をふんだんに使ってます。教育は男子にのみ義務があります。帝王学を主とした色々なことです。


84 一般的な人々はどんな生活をしてますか?
――仕事して、家庭をもって…と普通の生活です。教育レベルは極端に低いですが、生きていくのに必要でもないのであまり重要視されていません。あ、読み書きはできます。


85 下層と思われる人々(貧困な人々など)はどの程度いますか?
――この場合の下層というのは、貧困というより世間のはみ出し者のことです。たいてい歓楽街と呼ばれるトコロに住んでいます。


86 彼らはどんな生活をしていますか?
――その日一日をただ楽しく生きればいいやと言うカンジです。読み書きは、半分くらいの人ができます。


87 隷属を強いられているような人々はいますか?いるとすれば、その人々について教えてください。
――侶大陸では一応いないです。


88 武器や防具はどんなものがありますか?火器類はありますか?人々はどのようなもので身を守ってますか?
――剣など。防具は動きやすさ重視で、比較的軽装が多いです。騎士団ですら鉄鎧でなく、皮です。火気類は一切ないです。『術』というものを使える人々がいるので、まだ重要視されていません。あまり身を守る必要がないです。でも一家に一人くらいは剣を(なんとなくでも)使える人がいます。


89 主な職業はどんなものがありますか?変わったものがあれば教えてください。
――地方はだいたい農民ですね。商人も職人もいます。変わったもの……というならば、やはり神官・巫女ですね。


90 他の国(あるいは大陸、地域、町など)にないもの、特徴はありますか?
――…あんまりないので、交流が栄えないんです。とりあえず、現状では。


91 そこは今、平和ですか?人々は裕福ですか、貧困ですか?また自由ですか、抑圧されていますか?
――平和です。大体の人々は、裕福ではありませんが貧困でもないです。しかし、税を収めたりと自由とは呼べないかもしれません。歓楽街も街の代表者が税を納めています。











◇最後にいくつかお聞きします。


92 完結後、続編を書きたいですか? 書くつもりありますか? 書いてますか?
――続編は書きません。でも、この世界を舞台にした、他の話ならば構想はあります。


93 この作品に込めたメッセージ、テーマがあれば教えて下さい。
――テーマ…これ言うとめっちゃネタバレなんで控えます^^;無難に言うと『世界における中庸』かな。


94 特にここがオリジナルだ、というところはありますか?(職業、制度、アイテムなど何でも)
――宗教。まぁ、神様からしてオリジナルではありますが…。


95 この作品に自信がありますか?
――じ、自信!?…うーん、どうでしょう。ない、とはモノカキとして言えませんね。ある、とも断言できないんですが…。


96 書いてて楽しいですか?苦しい時はないですか?
――はい、もちろん楽しいです♪じゃなきゃ、続きませんよ。苦しい時は、言葉が出てこないとき…(致命的)


97 作中、自分でも特に気に入っている場面を教えて下さい。名台詞などあればそれもどうぞ。
――序章です。名台詞?うーん…(悩)


98 この作品のセールスポイント、ここだけは自信があるぞ、というところがあれば教えてください。
――読みやすさ…でしょうか。心がけております。


99 作品に対する主義主張、ポリシーなどがあれば教えて下さい。
――流れ…かなぁ。あと、蓬呂の世界の風をふと感じてほしいです。


100 最後に、作品に対する想いを好きなだけ語って下さい。お疲れ様でした。
――色と音と匂いが感じられるような、そんな作品を目指しております。まだまだ先は長そうですが、どうぞ宜しくおつきあい下さいませ〜。どうもありがとうございました!





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